皆川彫金所の焼印実験室

似顔絵焼印を作ってみました。

		まず,高嶋似顔絵製作所様から似顔絵を描いてもらいます。 　全身と上半身の写真が必要ですので、私の場合、デジタルカメラで撮影し、Eメールで送りました。
		数日後、メールに添付されて、左図のような似顔絵が送られてきました。 　なにか気恥ずかしい感じがしました。
		輪郭が必要なので,、トレースします。 　見えづらいですが赤い線がトレースした外形線です。
		CAD/CAMに輪郭データを渡して,製造機械を動かすためのNCプログラムを作成します。 　細かくデリケートな加工のときは、切削加工シミュレーションを行います。仕上がり形状をPCのモニターで確認できます。
		加工用NCプログラムは工場内のLANで機械へ送り込みます。 　細かい加工の時は先端径０．１ミリの刃物で行う事があります。
		ＩＴを駆使して、一気通貫でできあがった焼印を、早速木材に焼いてみました。 　精密な加工データが生成できるCAD/CAM、それに応えるＮＣ彫刻機械。更に、刃物の研磨技術。これらの技術が融合して実現できるのです。